コンセプト
Concept
TATEYAは、大分県中津市の建設会社「M-ZEC」が、初めて手がけるホテルです。正式名称は、「TATEYA.Glocally HOTEL」。
Glocally（グローカリー）は、「GLOBAL」と「LOCAL」をかけ合わせた造語で、このまちから、地方ならではの価値を、世界に向けて発信したいという思いを込めました。
TATEYAとは、建家（建物）のこと。
創業以来中津に根ざし、建物をつくる仕事を行ってきた私たちだからできること。「地域のつながりから生まれる心地よい滞在」をコンセプトに、中津のさまざまな人、もの、ことを、ゆるやかに巻き込みながら、あたらしいつながりを生み出してゆく。
そんな新しい旅のかたちと、地域でハブとなってゆく未来を目指していきます。
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中津の
「泊まれる観光案内所」を
目指すこと。 -
中津に濃く深く根ざし、
いつか当たり前になる、
まちのシンボルとなって
いくこと。 -
中津の価値・魅力を磨き、
発信し、
九州の旅の
ハブとなること。 -
中津の人・もの・ことを
巻き込み、
新しいつながりを
生みつづけること。 -
中津を
ずっと好きでいること。
大分県中津市は、JR日豊本線の中津駅を中心に、江戸時代の城下町が広がる、人口約８万人の地方都市です。慶應義塾の創始者である福沢諭吉の故郷としても知られています。
ところが最近ではまちなかを訪れる観光客は少なく、駅前の商店街は衰退しています。「中津には何もない」と考えている地域の人が多いことがもったいなく、その価値を発掘して磨ききれていないこと、まちの情報を伝えられる場がないことが、その大きな理由だと考えました。
中津に生まれ、Uターンして家業の建設会社に入社した“アトツギ”の私には、いまあらためて、この小さなまちがいとおしく感じるようになりました。建設業をとおして、またTATEYAプロジェクトをとおして出会った魅力的な人・もの・ことがたくさんある。もっともっと、伝えたい中津があるのです。
建物をつくるときは、建物を使う人がしあわせになること、企業や地域が発展することを願います。建設業の仕事は、住宅・工場・学校などをつくり、なおすだけではなく、「まちづくり創造業」なのだと思うようになりました。TATEYAは生まれたばかりの小さなローカルホテルですが、いつか、このまちの日常となっていくことを目指します。地域社会との結びつきを大切に、九州ツーリズムのハブとして、中津を支える存在となれるように。旅人も、まちで暮らす人も、“このまちが好きになるホテル”を目指していきます。
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